情報通信機器 運用 保守 管理

ネットワーク障害対応 Router DHCP 無線AP【保守】

ネットワーク障害対応 Router DHCP 無線AP【保守】

ネットワーク機器を含む社内レイアウトを変更された得意先より障害発生のご連絡。

この時点での障害内容は、
『使用している複数の端末にIPアドレス競合のエラーが不定期に表示され、
インターネット含むネットワークに接続できません。』とのこと。

リモートで接続しますが、
やはり操作中にIPアドレス競合のメッセージが表示されたあと切断されます。

誤ってDHCPサーバーが2台稼働している状況や、
DHCPスコープが固定IP機器と重複している可能性などを推測し現地訪問します。

現地訪問調査の結果、

1.光プレミアム(光電話ビジネス)から光ネクスト(光電話ビジネス)への回線変更に伴い
  主装置を含むRouter機器のみが変更されたが、
  Router IPアドレス:192.168.1.1に変更なし。(正常)

2.RouterがDHCPサーバーを兼ねているが、DHCPサーバーはこの1台のみ稼働。(正常)

3.DHCPスコープ、リース時間に問題なし。(正常)
  ※旧Router(CTU)によるDHCPスコープ、リース時間は不明。

4.従来から無線アクセスポイント(無線AP-a 無線AP-bとも同一認証)を2台、
  Routerから有線接続で設置しているが、IPアドレスを含む設定に変更なし。(正常)
  ※機種:WZR-HP-G302H(APモード)

5.従来から複数のメディアコンバーターを使用しているが、
  IPアドレスを含む設定に変更なし。(正常)

また、端末PCは全てメディアコンバータを使用して有線-無線接続をおこなっています。

現地で新たに分かった事として、

1.新しい主装置に内蔵されたRouterの設定画面にDHCPによる払い出し状況確認の画面はない。

2.端末IPをDHCPスコープ外に固定設定すれば正常に動作する。

3.調査のため持ち込んだノートPCを無線AP-aへ接続してみると、認証エラーで接続できないが、
  無線AP-bへは正常に接続可能。(異常)

4.ネットワークをスキャンしてホームセキュリティ端末の存在を確認するが、
  メーカーへ確認すると固定IPではなく、DHCPからの払い出しを受けているとのこと。

DHCPサーバーの稼働に問題はなさそうです。

DHCPスコープを変更してもしばらくするとIP競合のエラーが表示され、
つまりは競合していないのにエラーが発生している状況です。

また無線APへの認証動作に問題があり、この辺りにヒントがありそうです。

ここで無線APの設定画面を見ていると、
2台でファームウェアのリビジョンが違うことに気が付きました。
無線AP-a=ver1.80 無線AP-b=Ver1.81

メーカーサイトで確認すると、2台共、より新しいファームウェアVer1.82が提供されています。

2台の無線APファームウェアを更新し、改めてDHCPスコープを設定、端末動作を確認します。

無事、IPの競合はなくなり無線AP-aへも接続可能となりました。

結論として、Routerが変更されたことで既存無線APとの間に障害が発生し、
Router-端末間のARP信号のやりとりに問題が発生したのではないかと考えられます。

ハードウェア・ソフトウェアの機器構成・プログラムバージョンによる
イレギュラーなトラブルは今後も尽きることはありません。

画像の説明

powered by HAIK 7.0.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional